私の好きな短歌①

私は短歌が好きです。

読むのも作るのも。

なぜ短歌が好きになったかといえば、きっかけは母が買ってくれた「啄木歌集」でした。小学校高学年だったと思いますが、夢中になって読みました。ただし、意味はほとんどわかっていなかったと思います(笑)

短歌については、学校で国語の時間に習ったくらいで、本格的に勉強をしたわけでもないし、初心者🔰です。

最近、自分で短歌を作り始めて、どうしたら短歌を作るのが上手になるか模索中で、勉強としては、NHK学園の短歌の通信教育で、短歌入門のコースを受けています。

また、初心者向けの短歌の作り方の本を読んだり、短歌に関する本はたくさん読んでいます。

今考えているのは、どこかの短歌の教室に行くか、サークルを探して入れて頂こうかと思っています。でも、勇気がなくて、なかなか実行に移せません。

 

そこで、せっかく今ブログを書いているので、今まで読んできた短歌の中で、自分の大好きな歌を選んで、その歌にまつわる思い出とかどこが好きなのかなど、何もわからない初心者ながら、書いてみたいと思います。

きっととんちんかんなことを書いてしまうだろうという不安はあるのですが、後から読み返して、笑うのもいいかと思います。

取り敢えずやってみます。

 

私の好きな歌①

 

やはらかに柳あおめる

北上の岸辺目に見ゆ

泣けとごとくに

 

石川啄木の歌集「一握の砂」に収められた歌です。

私は20年くらい前に、啄木の故郷を巡る旅をしたことがあります。岩手県盛岡市北上川の畔の公園に、大きな石の歌碑がありました。それを見たとき、嬉しくて感激しました。そのときは、啄木記念館や、啄木の生まれたお寺「宝徳寺」、また、盛岡城跡にも行きました。

 

不来方(こずかた)の

お城の草に寝転びて

空に吸はれし十五の心


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