朝井閑右衛門展❗

こんにちは、リズコです。

もうだいぶ前の話ですが、5月20日横須賀美術館に朝井閑右衛門展を見に行きました。


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お昼頃に美術館に到着、そこからは幸せな時間が流れました。驚いたのは500号を超えるという大作「丘の上」で、画集などで見ていたものの、そのあまりの大きさにたぶん、口を開けたまま見ていたと思います。

大好きな電線の絵や、人形の絵、バラの花の絵など、もう素晴らしいとしか言いようがなく、ただひたすら、ポケ~っと眺めていた気がします。

また今回は、いつもはあまり印象に残らなかった風景画や人物画、静物画もじっくり見ることができて、特に静物画でガラスの鉢に入った果物は心に刺さり、今、ガラスのフルーツ皿を探しています。ホントに単純な私です。(笑)

たぶんそのうちに、油絵でガラスの鉢に入った果物の絵を厚塗りして描くような気がします。いや、単純化した風景画か、ものすごい存在感のある電線の絵か。真似したって朝井閑右衛門さんになれるはずも無いのに(笑)

 

狙っていったわけではないのですが、その日は学芸員さんのギャラリートークのある日でした。すでに2時間近くも美術館の中にいて、さらに学芸員さんと一緒にもう一時間近く、作品を見て回りました。駐車場代がちと心配でしたが。

やっぱり、学芸員さんと回るといろいろと面白いですね。勉強になりました。

横須賀美術館を建てるきっかけとなったのが、朝井閑右衛門没後に遺族がその作品を横須賀市に寄贈したからだそうです。そうだったのか❗

後日、その話を逗子の友人にしたら、横須賀美術館が建つ前は、とてもいい公園だったそうです。

その公園が無くなってしまって、寂しい思いをしたと話してくれました。

ひとつのことでも、見方によって感じ方が違うのですね。

 

アトリエを再現したような部屋もあり、描きかけのバラの絵が置いてあってなぜかすごく感動しました。


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