猫弁と鉄の女

この夏、「猫弁と鉄の女」を読みました。大山淳子さんの最新刊で、今年7月末に発売されたものです。すみません、ほんの少しネタバレあります。嫌な人は読まないで下さいね。

私はテレビドラマで「猫弁 死体の身代金」(2012年)を見て、猫弁のファンになり、その次の「猫弁と透明人間」も見て、その後、原作があることを知り、全部読みました。

何に惹かれるかというと、あの世界観かな。優しさに満ち溢れた世界というか、メルヘンというか。もしかして、単に吉岡秀隆さんが好きだから、ということもあるかも知れませんが。(笑)

で、猫弁5冊全巻読了と思っていたら、なんと第2シーズンが昨年9月に始まっていたんですね。情報収集能力がなくて、「猫弁と星の王子」が発売されているのを知ったのは、今年の3月でした。もちろん即購入し読了、そして、この夏に新刊が出ると知って、ホントに指折り数えて待ってました。私もほんの少し成長して、大山淳子さんのブログをチェックすることを覚えたのです。

私は主人公、百瀬太郎弁護士に幸せになって頂きたい。お母様と会えて、フィアンセと一日も早く結婚し、できたら可愛い2世を授かり、お金も稼げて立派な事務所も構えて等々、そしたら猫弁じゃないじゃん❗と言われるかもだけど、そうなって欲しい。

でも今回やっと、古いアパートから一戸建てに引っ越すことになり、ホントに嬉しいです。やっとお母様とゆっくりお話ができて、なんと実はずっと見守っていてくれてたなんてことがわかって、私もすごーく幸せな気分になりました。みんながみんな、ハッピーになって欲しい、そんな物語です。実際にみんな、ハッピーになっています。

すみません、何も知らない人が読んだら、訳のわからない文章ですよね。ぜひ一度読んでみて下さい。
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