今週のお題「読書の秋」
こんにちは、リズ子です。
読書の秋、私にとって一年中読書は好きなんですけど。
今読んでいる本は宮部みゆきさんの「誰かSomebody」です。その前に読んでいたのが「希望荘」と「昨日がなければ明日もない」の2冊。ぜんぶ杉村三郎シリーズです。

なぜ今、杉村三郎か。それはネットテレビで最近「名もなき毒」と、「ペテロの葬列」をまとめて見たから。両方とも8年以上前に連続ドラマで放送されていたもので、リアルタイムで見ていてとても面白かったのですが、今回見直してみて、改めて面白く見ました。
当時、そのドラマの原作で読んでいたものは「名もなき毒」だけだったのですが、その頃の私は今よりも忙しくて、なかなか本を読む時間が取れなかったと思います。なぜ今、急に読みたくなったか。テレビドラマをまとめて見て、運命に翻弄されてしまったテレビドラマの後、杉村三郎がどのように生きていったのか、続編が出ているなら読みたい❗と思ったからです。

最初は大きな後ろだてを持たない主人公の立場が弱く思えて、水戸黄門の印籠が無いのねと、寂しく思えました。同じようにお金も権力も持たない「猫弁」だって、天才的な頭脳という武器を持っているのです。東大法学部を首席で卒業し、弁護士という資格もあります。杉村三郎には、そのような強みはありません。とても頼りなく見えます。彼の一番の強みはなんなのでしょうか。
う~ん、もう一回読んでみないとわからないなあ。私はいつもこれです。
でも、取り敢えず、その後の杉村三郎の生活もわかったし、今は最初に戻って、杉村三郎シリーズの第一作「誰か Somebody」を読み始めています。
その次は「名もなき毒」、その次は「ペテロの葬列」を読む予定。
杉村三郎三昧の日々は当分続きます。